サトルの聖書 ブログ

オステオパシー的思考

「医師の目的は健康を見出す事である。病気は誰にでも見つけられる」ATstill

オステオパシー的思考とは?

 オステオパシー医学を学ぶ学生たちが最初に学ぶことの一つに、目の前にある明らかな問題に集中するのではなく、むしろ不鮮明な部分に注意を向けなくてはならないという考えがあります。言い換えれば、「症状を治療するのではなく、原因を突き止めて治療しなさい」という事になります。

 

 私は医師ではありませんが、下記のような例が分かりやすいかと思います。

 

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療で薬剤入りの吸入器を処方した場合、患者は何を思うのでしょうか?吸入器がタバコの害を抑制し、薬剤でCOPDが治ると信じているのでしょうか?このようなケースでは、医師は薬が症状を抑えるための応急処置に過ぎないということを、患者に明確に伝えなくてはならない。本当の治療とは、ライフスタイルを変容させて禁煙を成功させることである。

 

 そのためには、下記の用語を踏まえた上でのサポートが必要となります。

 

皆様はこの3つの用語をご存知でしょうか?

「BODY」「MIND」「SPIRIT」

 

 翻訳によっては多少差がありますが、

 

①BODYとは、体。皆様のご存知の通り、肉体のことです。

 当然、当院は治療院のため、体を見ていく事が大前提となります。この点に関しては、以前よりお伝えしてきた「機能と構造」についての説明からも理解していていただけると思います。

 

②MINDとは、精神や心。人の心や心の働き、物事に対する心の持ち方です。

 例えば大切な人が亡くなる時の感情や、素晴らしいショーを見て感動したことや、神社にお参りするときの心の持ち方など、目の前で起こる出来事に対する心の反応や、持ち方のことになります。つまり感情ということになります。

 基本的に患者さんは体に関する悩みを持って当院にこられている事が多いので、その悩みに対して様々な感情を持たれていることと思います。私自身も怪我で悩まされた過去が何度もありますので、想像に難くありません。

 

③SPIRITとは、精神と翻訳されることもありますが、私自身は霊性という言葉と捉えています。

 オステオパシーを学ぶ前まではあまりこの言葉の意味を認識していませんでした。霊性は思考や概念となります。例えば、自分に気に入らない嫌な事が起こったとしても、自分の考え方次第で許せるようになるなど。つまりは「受け取り方」

 この点においては、患者さんの考え方や物事の捉え方を把握する事が重要となります。どうしても自分の思考を元に考えてしまいがちになりますが、患者さんの思考を汲み取る能力が必要となります。

 

 

 これら3つの言葉は、患者さんだけでなく自分自身の身体や心のバランスを取る上でも非常に重要になります。当院では、これらを踏まえて患者さんと関わり合う事で、患者さんが必要とする大切なサポートが、何であるかを察知できるように考えて日々施術や助言を行なっています。ご不明な点があれば、お気軽にご連絡ください。

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